【2025年】AWSのAIエージェントフレームワークはどれがおすすめ?

最近AIエージェントという言葉をよく聞くようになりました。
でも、実際に始めようとすると「どのフレームワークを使えばいいの?」と迷います。

AWS公式ドキュメント「エージェンティックAIフレームワークの比較」では、代表的なフレームワーク(Bedrock Agents、Strands Agents、LangChainなど)をいくつかの観点から整理しています。

ここでは主要な5つの観点を噛み砕き、フレームワークを選ぶコツを紹介します。

目次

結論 (どのフレームワークを選べばいい?)

状況おすすめ
AWS環境中心で動かしたいBedrock Agents
カスタマイズ性を重視したいStrands Agents
研究・実験・自由設計したいLangChain系
まず試してみたい・PoCからBedrock AgentsKiro(IDE)

フレームワーク比較表

スクロールできます
FrameworkAWS 統合自動マルチエージェントサポート自律ワークフローの複雑さマルチモーダル機能基盤モデルの選択LLM API 統合本番稼働用デプロイ学習曲線
Amazon BedrockAgents最も強い適切適切強力強力強力フルマネージド型
AutoGen弱い強力強力適切適切強力自分で行う (DIY)急勾配
CrewAI弱い強力適切弱い適切適切DIY
LangChain/LangGraph適切強力最も強い最も強い最も強い最も強いプラットフォームまたは DIY急勾配
Strands Agents最も強い強力最も強い強力強力最も強いDIY
引用元: https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/prescriptive-guidance/latest/agentic-ai-frameworks/comparing-agentic-ai-frameworks.html

AWSインフラストラクチャとの統合度

意味
AWSのサービス(S3、Lambda、CloudWatch、IAMなど)とどれくらい“そのまま”連携できるか。

なぜ大事?
エージェントは外部システムとデータのやり取りをします。
AWSと自然につながるほど、開発も運用もスムーズになります。

良い状態とは?

  • S3のデータを直接読み取れる
  • CloudWatchで自動的に動作ログが取れる
  • IAMでアクセス権を簡単に制御できる
  • Lambdaで自動処理を呼び出せる

イメージ:
統合度が高いほどAWS内で構築できる状態です。
統合度が低いと、自分で作りこむといった難易度が上がります。

Bedrock Agents完全統合(AWS内で完結)
LangChain 接続可能だが設定は手動
AutoGenなど外部サービス中心

基盤モデルとの連携(LLMとのつながり)

意味
どのAIモデル(GPT、Claude、Novaなど)を使い、どれだけ自由に切り替えられるか。

良い状態とは?

  • 複数のモデルを自由に試せる
  • APIキーや権限管理が簡単
  • AWS Bedrock経由で安全に利用できる

イメージ:
開発フェーズでは安価モデル、本番環境は高性能モデルというように目的に応じてモデルを差し替えられる状態です。

Bedrock AgentsBedrock上で複数モデルをワンクリック切替
LangChain 手動設定で柔軟性は高いが管理は自分持ち

マルチモーダル対応(テキスト・画像・音声)

意味
AIが「文字だけ」ではなく「画像・音声・動画」なども理解・生成できるかどうか。

良い状態とは?

  • 画像から回答を生成できる
  • 音声から回答を生成できる
  • PDFや動画から回答を生成できる

イメージ:
人間でいえば「目・耳・口が全部使える状態」。
テキストだけのAIは“目だけで理解しようとする人”のようなもの。

Strands Agents/LangChain幅広い形式に対応
Bedrock Agents順次拡張中

本番運用・監視(Observability)

意味
AIが安定して稼働しているかを“監視する”仕組みがあるかどうか。

良い状態とは?

  • CloudWatchなどで稼働状況を監視できる
  • APIエラーや遅延を検知できる
  • ログが可視化される

イメージ:
AIの“健康状態”を自動で監視できる状態。
もし異常が起きても原因を追える仕組みが整っているのが理想。

Bedrock AgentCoreログ/メモリ/セキュリティ監視までカバー
Strands Agents自作モニタリング可能だが設定は手動

学習曲線(使い始めの難易度)

意味
どのくらいのスキルがあれば使い始められるか。

良い状態とは?

  • GUI操作で始められる
  • サンプルコードや日本語ドキュメントが豊富
  • AWS Console上で設定・テストできる

イメージ:
“触って動く”までの時間が短いほど、学習曲線が低いということです。

Bedrock Agentsマネージド型で最も簡単
Strands Agents開発者向け、柔軟だが少し学習必要
LangChain 高度だが初心者にはやや難しい

まとめ

AWSを中心にAIエージェントフレームワークを比較しました。
比較表の「統合度」や「運用性」も、要するに「どれだけスムーズに、安全に、長く稼働させられるか」と理解しています。

  • Bedrock Agents → AWS公式×運用の安定さ。最初の1歩に最適。
  • Strands Agents → カスタマイズ・拡張性重視の開発者向け。
  • LangChain系 → 研究会は鵜tや自由度の高い設計に強いが構築力が必要。

それぞれの特徴を理解して、目的に沿ったフレームワークを選びたいですね。

目次